福祉体験
2022年11月11日 19時02分4年生の「うけなタイム」。
今回は、「手話体験」、「高齢者体験」、「車いす体験」の3グループに分かれて活動しました!
手話体験では、耳が聞こえない人への言葉の伝え方を5つ教わりました。身ぶり・筆談・手話・空書・指文字があり、手話ができない人でも様々な方法で言葉を伝え合うことができると分かりました。
他にも、「おはよう。」、「こんにちは。」、「ありがとう。」などの日常的な挨拶や、自分の名前や好きな食べものを伝えるための手話を教わり、友達や先生と手話で伝え合うことができるようになりました。
高齢者体験では、高齢者の方々が不自由に感じていることを教えていただき、「シニアセット」を使って実際に体験しました。
手や足に重りを付けて、立ったり座ったり、寝転んだり・・・。
階段の上り下りでは、介護の体験もしました。
高齢者が転ばないように、上りでは後ろで支え、下りでは前で補助をすることを教わりました。
また、目や手先の不自由さがあると、折り紙や小さい文字を書くなどの細かい作業が難しくなることも体感しました。
車いす体験では、坂や段差の上り下りを、車いすに乗ったり押したりすることで体験しました。車いすは思ったより重く、坂ではスピードが出てしまったり、段差を上るのに苦労したりと、なかなか思い通りに動かせません。
乗られている方が不安にならないよう、安全に気を付けて声を掛けながら動かすことの大切さも感じました。
初めての体験に最初はどきどきしましたが、どのグループも先生方が丁寧に教えてくださり、生活の工夫や私たちにもできる関わり方を学ぶことができました。「誰もが住みやすい街」を目指して、私たちにできることをみんなで考えていこうと思います!
お忙しい中ご来校くださった先生方、本当にありがとうございました。