今週は、あいさつ運動週間です。児童運営委員会で「浮穴っ子あいさつ宣言」というあいさつを広める合言葉を考え、運動に取り組んでいます。
あ 明るい声で
い いろんな人に
さ 先にあいさつ
つ 続けよう
今日は特別ゲストとして、愛媛マンダリンパイレーツの選手の皆さんが登校見守り活動に参加してくださいました。5・6年かけて、県内全部の小学校を訪問する予定だそうです。
マンダリンパイレーツの皆さん、ありがとうございました。明るいあいさつの輪が広がるよう浮穴っ子みんなで頑張ります。
6年生は、「ひきょうだよ」というお話を読んで、いじめをなくすために、自分にできることを考えました。
付箋に自分の考えをたくさん書いて、グループで話し合う活動を通して、考えを深めたり広げたりすることができました。
児童の感想・一人で誰も助けてくれないのが一番つらいので、友達の気持ちになって考えて、寄り添うことが大事だと思った。
・見て見ぬふりが一番良くないと思う。信頼できる人に相談したい。
・友達が悲しいときやつらいときは、話を聞いてあげたい。
・いじめられている友達の立場になって、今どうしたらいいか、何を求めているのかを考えたい。
・まずは、いじめの加害者を注意したい。できないときは、先生や親に相談したい。
・注意できる勇気をもちたい。
5年生は、学級活動で「学校で大切なこと」について考えました。
まず、一人一人で10枚のカードの中から、大切な順にダイヤモンドの形に並べました。
そして、1番にした理由や余った理由をグループで紹介し合いました。
その後、グループで話し合って、グループのランキングを考え発表しました。
子どもたちは、自分の考えを伝えたり、友達の考えを聞いたり、真剣に学習に取り組んでいました。
【児童の感想】
・友達を大切にすることや支え合うことが大切であると、改めて考えることができた。
・人それぞれ意見が違うことが分かった。自分が優先したいことと友達が優先したいことが違っていて、いろいろな意見を聞くことができてよかった。
・みんなと違う意見もあったが、みんな友達を大切にしようという気持ちは一緒なんだと知り、安心した。
・自分の意見と友達の意見を比べてみるのは、おもしろいと思った。
・どれも大切だと思った。これらのことに気を付けて、楽しく過ごしていきたい。
・違った意見を話合うことで、より深く考えることができた。
・みんな違ってみんないい。
福祉体験学習で得た知識や調べた情報を元に、プレゼンテーションを作成し発表しました。
発表する方も聞く方も一生懸命に取り組む姿が素晴らしかったです。
4年2組は、3校時の人権・同和教育に関する授業で、道徳科「命~精いっぱい生きる~」の学習を行いました。
今から約20年ほど前に、長野県立こども病院に「神経芽細胞腫」という難病で入院していた、当時11歳の少女が書いた「命」の詩を読みながら、一つしかない命の尊さについて考えました。この少女は、この詩を書いた4か月後に亡くなりました。当時、テレビをつけると、自殺やいじめのニュースがあふれており、入院中に出会った、生きたくても生きられなかった友達のことを思い浮かべながらこの詩を書いたそうです。
授業後の児童の感想には、「自分も精いっぱい生きていこう」という決意が表れていました。
2年生は、道徳科「ともだちや」の学習をしました。
「えー、ともだちやです。ともだちは いりませんか。」
「ともだちや」を始めることにした森に住むキツネ。友だちがほしくてさびしい人に、「1時間100円」で友だちになってあげるのです。いろんなお客さんに会い、オオカミと出会ったキツネは……?
キツネとオオカミの役割演技を通して、キツネの気持ちを考え……
お金をもらって、その時だけの友達?
無理して我慢して相手に合わせるのが友達?
お金をもらわなくても、明日も遊びにきてもいいの?
みんなで本当の友達について考えました。
たんぽぽ1くみは、Eテレの小学生低学年向き道徳学習番組「銀河銭湯パンタくん」を視聴して、登場人物の気持ちを考える授業をしました。3人とも登場人物の気持ちについて真剣に考えることができました。
たんぽぽ2くみは、すごろくを楽しみました。競争ではなく、みんながゴールできた気持ちよさを味わいました。
たんぽぽ3くみは、「友達ビンゴ」をしました。もう知っていると思っていた友達の、新しいよいところに気付くことができ、お互いにうれしそうでした。
たんぽぽ4くみは、「言葉のプレゼント」をしました。まず、お互いのよさを見つけて発表し、それを手紙に書いてプレゼントしました。少し照れくさそうでしたが、自分のよいところを書いてもらってうれしそうでした。
3年生は、学級活動「気にしない 気にしない」の授業を行いました。
まず、「こわい話」、「しっぱいすること」、「交通事故」などいろいろな事柄や出来事の中で、自分が気になることを選び、「気にしない穴」の中に捨てていきました。
改めて自分はこんなことが気になるのだなと知ることができたようです。また、友達の気になることと比べてみて、気になることの数や内容の違いに驚いていました。
どうしてそれが気になるのか伝え合う中で、気になることは、人によって違うことを知り、相手の気持ちを考えることが大切なことに気付きました。
人権・同和教育懇談会開催事業で参観日の予定でしたが、残念ながら保護者の皆さんの参観は中止させていただきました。事業については、「人権について考える日」として、予定通り実施しました。各学級での人権・同和教育の視点に立った授業と人権集会です。各学級の授業内容については、後ほどこの日記でご紹介します。
人権集会は、テレビ放送で行いました。まず、人権標語を学年代表が発表しました。
にっこりと いっしょに あそぼう こえかける(1年)
おいでよと 声かけだいじ なかまのわ(2年)
友だちの いいとこさがし たのしいね(3年)
あなたの笑顔は 幸せのとびらの かぎになる(4年)
みんなの笑顔も 自分の笑顔も 宝物(5年)
離れていても マスクの下でも みんな笑顔(6年)
どうしたの みんなえがおで たすけあい(たんぽぽ)
どの標語も、心温まるすばらしい標語ですね。発表も立派な態度でした。
次に、5・6年生の代表が、絵本「くれよんのくろくん」、詩「わたしと小鳥とすずと」「いのち」の朗読をしました。とても上手で、心に浸みました。代表の皆さんありがとうございました。
次に、全校で、「いのちの歌」を合唱しました。やさしい気持ちになれました。
最後に校長先生が、今日学習したことを普段の生活に生かし、誰に対しても思いやりの気持ちをもち、正しい行いをして、もっと優しくて、もっとかしこい浮穴っ子になってほしいことを話しました。